10.成年後見制度
精神上の障害(これには認知症も含まれます)により判断能力に問題がある方を後見人がサポートする仕組みです。以下の二つが業務の大きな柱となります。身元保証等の事実行為や療養介護実務は含まれません。
- 身上監護 介護や福祉のサービスや施設を利用するための法律行為を代理して行うこと
- 財産管理 本人の生活の糧である財産を適切に管理していくこと
この制度の理念として自己決定の尊重、残存能力の活用、ノーマライゼーション(障害のある人も一般のひとと同じように扱うこと)がうたわれ、人権は十分に留意されています。